“動ける喜び”を日常に───

自分のペースで続けられる運動を支える。

PROFILE

運営推進部 運動指導員

小林 宏光

大学でスポーツトレーナーコースを専攻し、在学中に野村不動産ライフ&スポーツ株式会社が運営するスポーツクラブ「メガロス」の店舗でフィットネスインストラクターとしてアルバイトを経験。
2009年に新卒で同社に入社し、2021年に野村不動産ウェルネス株式会社へ出向。シニア向けの健康増進への取り組みに共感し、オウカス 日吉・志木・浦和針ヶ谷で各物件のフィットネス立ち上げを担当。

01
運動指導員として、どのような役割を担っているのでしょうか。

一人ひとりに合った運動を、日常の中に。

オウカスでは、週3回のグループレッスン「オウカス体操」を中心に、ストレッチ、脳の機能トレーニング、有酸素運動、筋力トレーニングなど総合的な運動指導を行っています。東京都健康長寿医療センターの監修をいただいたプログラムで、30分と45分のクラスを体力に合わせて選べるようにしています。

そのほかにも、ラダーやノルディックポールを使ったウォーキング指導、フィットネスエリアでの個別運動指導、定期的な歩行・姿勢解析など、ご入居者一人ひとりの目的に合わせたサポートを行っています。ダーツ練習やゲーム機器を用いたeスポーツも取り入れ、新しい刺激を届ける取り組みも始めています。

02
運動を続けるなかで、ご入居者にどのような変化を感じますか?

身体だけでなく、表情や交友関係も変わっていく。

身体的には、姿勢の改善、片足立ちの安定、歩行速度の向上など、目に見える変化が確認できます。表情が明るくなり、生き生きとした様子になるのが印象的です。レッスンに参加することで自然と仲間ができ、同じ時間にトレーニングする方同士でカフェに移動して話が弾むことも多く、交流の広がりが日常の楽しさや生きがいにつながっています。

また、運動によって外出しやすくなり、ご家族との歩行ペースが合うようになったといった声をいただくことがあります。趣味のカメラサークルに参加して遠征を楽しむようになった方、ノルディックウォークイベントで先頭を歩くようになった方など、生活そのものが軽やかになっていく姿を見るのはとても嬉しいです。

03
運動が苦手な方も無理なく参加できる工夫はありますか?

「できた」を積み重ねる、
続けやすい運動環境。

まずは「褒める・認める」ことを大事にし、安心して運動できる雰囲気づくりを意識しています。スポーツが得意ではない方も多いので、まずは“自分のペースでできること”から始められるよう声をかけています。

オウカスは、自宅からシューズのまま降りるだけで運動ができ、スタッフが常に近くにいます。外部のスポーツクラブに通うより気軽で、続けやすいのが大きな特徴だと思います。運動後にはお声がけをして、無理なく継続できるようサポートしています。

運動時以外でも、挨拶にひとこと添えたり、表情や姿勢、歩き方から体調を読み取ったり、日常のコミュニケーションを大切にしています。日常の中に笑いのあるやりとりが続いていくことも、健康づくりの一部だと感じています。

04
印象に残っているエピソードはありますか?

運動が「義務」から「楽しみ」に変わる瞬間。

ダーツに夢中になり、毎日朝昼晩と自主練習を続けていたご入居者がいらっしゃいました。グループを作って時間を合わせて楽しむようになり、私にも勝負を挑んでくるなど、運動が日常の楽しみに変わっていく様子が忘れられません。

また、海外で活躍するスポーツ選手に刺激を受け、“自分もやってみようかな”とフィットネスへ足を運ばれた方もいました。誰かの一言や、ふとした気分で身体を動かしたくなる──そんなときにすぐ運動できる環境と、寄り添う指導員がいることが行動の後押しになるのだと改めて感じました。

ノルディックウォークの企画では、後日「自分で地図を見て行ってきました」と報告してくださったご入居者もおられます。運動が外の世界を広げ、自分らしい楽しみの再発見につながっていくのは、まさにオウカスでの暮らしの醍醐味だと思っています。

05
オウカスで運動に取り組む意義を、どのように捉えていますか?

“動けること”が、人生の選択肢を広げていく。

歩けること・動けることは“身体の資本”だと思います。姿勢が崩れて歩きにくくなると、外出や食事に出かける機会が減ってしまう。だからこそ、運動・食事・睡眠・コミュニティのすべてが連動して、暮らしの満足度をつくります。

運動はただ身体を鍛えるためだけではありません。誰かと話し、笑い、自分のペースでできたという実感が重なり、生活そのものが前向きに変わっていく──その過程を支えることが、オウカスの運動指導員の役割だと感じています。

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