PROFILE
運営推進部長 統括支配人
春日 香南子
大学卒業後、高等学校にて英語の教職員となり、転居を機に介護保険制度開始と同時に介護業界へ従事。特別養護老人ホーム、グループホーム、小規模多機能型居宅介護での経験を活かし、都内で複数の住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅の立ち上げ運営を担う。2017年に介護に頼らないコンセプトに共感し、野村不動産ウェルネスへ入社。
- 01
- オウカスで大切にしている考え方を教えてください。
一人ひとりの想いを敬い、
住む方の「世界一の人生づくり」を実現。
日本の高齢者向けサービスでは、「お世話をしてあげる側・される側」という構造が根づいていますが、私は常に“自分がその立場だったらどう感じるか”を問い続けてきました。海外では個を尊重し、最後まで自立した生き方を重視します。オウカスの理念も“自立した生活”を支えること。その考えに深く共感し、ご入居者が“自分らしく生きる”ための環境づくりに力を注いできました。
生活相談員として勤めていた頃も、日々の小さな変化に気づき、積極的に声をかけ、1対1の信頼関係を築くことを大切にしてきました。言葉にしづらい思いが潜むことも多いため、こちらから丁寧に関わる姿勢は欠かせません。
- 02
- ご入居者の生活を支える中で、印象的だった出来事はありますか?
前向きに歩まれる姿が、日々の確信と原動力になる。
常に人生を前向きに歩まれていたご入居者との時間は、今も深く心に残っています。新しいことに挑戦し続ける姿から、私のほうが勇気をもらいました。皆さまに「オウカスでよかった」と言葉をいただけたことは、これまでの取り組みが確かな力になれたと感じられる瞬間でした。
また、リタイア後も世界でボランティアを続けたり、趣味や運動に挑んだりと、アクティブに人生を楽しむ方も多くいらっしゃいます。“楽しいから動ける・元気でいられる”というシンプルな事実が、日々の活力につながっているのだと実感します。
- 03
- オウカスのスタッフやサービスの特徴について教えてください。
ご入居者に真摯に向き合う、
“人”の力がオウカスの強み。
オウカスの特徴は、何をおいても“人”です。建物づくりや健康プログラムは模倣できても、ご入居者に真摯に向き合う姿勢や日々の心を込めた接し方は、他のシニア住宅では真似のできないものです。
例えば、我々スタッフは入居者の方に名前で呼ばれます。これは入居者の方が私たちを単なるスタッフとしてではなく、日々のコミュケーションの積み重ねにより、ある種“絆”のある関係性を築いているからです。
ご入居者にとって私たちは、役職や役割に関わらず「いつでも相談できるスタッフ」であることが大切です。そのため、スタッフはマルチタスクで動けるよう、OJTやフォロワーシップ研修を通じて多様な役割を習得しています。それぞれの専門性を尊重しつつも、基本的なサービスの質をスタッフ全員が提供できる体制を整えています。
- 04
- オウカスは、ご入居者にとってどのような場所であってほしいですか?
安心の拠点であり、毎日が動き出す“ご自宅”でありたい。
「帰ってきた」と感じられる“ご自宅”のような場所であってほしいと思っています。安心できる拠点でありながら、日々新しい毎日が始まる──そんな住まいであることが理想です。
私自身、いつも“自分が入居したいと思える場所”と思って働いています。もし入居するとしたら、自分のペースを大切にしながら外出やカフェ巡りを楽しみ、新しい趣味にも挑戦したいと思います。
また、オウカスはご入居者のご家族にとっても温かな場所でありたいと思っています。以前、旅行イベントに参加した娘さん同士が仲良くなり、その後も一緒にツアーに参加されるようになったこともありました。ご入居者だけでなく、ご家族にとっても良いつながりが生まれるのはとても嬉しいです。
- 05
- これからのオウカスに必要だと感じていることは?
規模が広がっても、“オウカスらしさ”の質を磨き続ける。
物件やスタッフが増えるほど、サービスに求められる“繊細さ”も高まります。ご入居者の声に真摯に向き合える人材を育て、オウカスらしいコミュニケーションと質を維持していくこと。そして、自立した生活を支える理念を軸に、社会とのつながりを持ちながら安心して暮らせる住まいを、さらに磨いていきたいと考えています。

